2018年12月01日

4K放送開始

遂に4K放送開始となりました。去年、今年とInterBEEも4K関連ばっかりでしたね。
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/housou_suishin/4k8k_suishin.html

メディアにもあまり取り上げられない程度の話題性は予想通りというか、
誰が求めているのか解らないものを推し進めるのは毎回感心します。
高画質が売りですがSD放送からHD放送に変わった時のような劇的な違いは無いし
映画館のスクリーンサイズでも2Kが普通ですから
いくら家庭のテレビが大型化したと言っても
4Kとの差を感じる事は無いでしょうね。

4Kテレビでも4Kチューナーが内蔵して無いと意味は無いし、
地デジは関係無いし、BSでもWOWOWなんかはアンテナ交換が必要だし
下手すると配線から交換の可能性もある訳で
そもそも撮影、編集を全て4Kでやるコンテンツ自体とても少数だし
NHK-BSのスポーツ中継延長なんて普通にSD画質放送に切り替えるし
普及するには長い時間が掛かりそう。

弊社では仕事の依頼も無いので気にしていませんが、
ほとんどの人がHDで視聴するのに4Kで作業するのは
大幅な作業時間の増加を虚しくさせてくれそう。
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2016年04月01日

番組のXDCAM納品

番組納品について遂にXDCAM納品に原則完全移行となりました。弊社では現在番組直接納品しているものは無いので特に影響はありませんが普通のポスプロではしばらくXDcam、HDcam、ProRes等のファイル辺りの完パケを保有する形になるのかも知れませんね。
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2014年10月17日

4K・8Kロードマップ

総務省が4K・8Kロードマップの中間報告を公表しました。東京オリンピックが開催される2020年に4K・8K放送が普及し、多くの視聴者が市販のテレビで4K・8K番組を楽しんでいることを目標とするそうです。HDの時もそうですが視聴する側は誰も望んでないのに勝手に進めていくのでしょう。デジタル化に関してはアナログ電波より帯域が抑えられるメリットやそれによる多チャンネル化等目に見える成果があったと思いますが単なる高画質化はアナログハイビジョンの時のようにゴタゴタしそうな気もしますね。CS放送等はまだまだSD画質を平気で送り出してお金を取っている訳だし、やはり画質より内容の方が重要だと思うのです。
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2014年10月08日

VTR

SONYから2016年3月でのVTR販売終了と2023年3月までの保守終了が発表されました。既に完パケとしてのテープの役割はほぼ無くなっている気がしますがデジベ時代の完パケはファイル化してないものが多いでしょうし、デジタイズしておいた方が良いでしょうね。納品物のXDcamメディアという選択肢も勘弁して欲しいというのが本音です。
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2013年12月09日

ドルビーATOMS

ドルビーATOMS、最大64chスピーカー音響という強力な音場空間を演出出来る技術が劇場に導入されはじめています。私も1本作品をプロデュースさせて頂きました。映像に関してはいつもの感じで進められましたが音声は何しろ経験者がほぼいないのでスタッフ編成は苦労しましたし、時間も費用も相当なものでした。劇場を選んで観に行く必要がありましたが迫力があって定位感を堪能出来ました。
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